ユーミンで英語チェック<14> 使役動詞 let +人+動詞の原形(人に~させる<許可>)
室長兼講師結城が長年ファンのユーミン(荒井~松任谷由実)の曲の歌詞からピックアップして英訳、ポイント文法のチェックをしています!
今回は26枚目アルバム「THE DANCING SUN」の3曲目「Hello,my friend」1番最後の、♪「(もう二度と会えなくても)友達と呼ばせて」(作詞作曲:松任谷由実 1994年「Hello,my friend」より引用)。
何だかバタバタとしているうちに、しばらく合間が空いて、10月になってしまいました。この曲の歌詞にあるように、今台風が近づいてきていて、凄い風の音ですけど、これが過ぎると、ぐっと秋めくんでしょうか。
便宜上「あなたを私の友達と呼ばせて。」とします。
第5文型(SVOC)の使役動詞を使うパターンで、「let + 人 +動詞の原形~」=「人に~させる<許可>」なので、Let me call you my friend.ですね。
call + O + Cも第5文型で「OをCと呼ぶ」ですね。
ちなみに、同じく使役動詞でも、「make + 人 + 動詞の原形~」だと「 人に~させる<強制>」になります。
Make me call you my friend.だと、日本語訳的には同じですが、強制的な命令なので、もっと、「あなた」と疎遠になりたくないという切実?な感じになるでしょうか。
シンプル例文
Tom let his daughter drive his car on Sunday.
「トムは彼の娘に日曜日に車を運転させてやった。」<許可>
Tom made his daughter drive his car because he wanted her to take him to the hospital.
「トムは病院に連れて行ってもらいたかったので、彼の娘に車を運転させた。」<強制>
